8月21日(水)に、甲府商工会議所5階多目的ホールにおいて、午後7時より「8月例会(模擬裁判)〜説得力を高めるロジカル・シンキング〜」を開催しました。
中川会員による導入説明後、刑事裁判手続の解説を加えながら、総務委員会のメンバーによる模擬裁判は行われました。そして、続く、模擬評議では、各グループ毎に分かれて、傍聴してもらった模擬裁判を題材に、いかに被告人を有罪にするかについて議論してもらいました。
今回の目的は二つありました。まずは、刑事裁判や裁判員裁判について、会員の皆様に手続等を知ってもらい、社会的な知識を身に付けてもらうということです。この点については、手続の解説を加えながら実際の裁判に近い模擬裁判を実演し、裁判員裁判に関するQ&Aについても配ることができましたので、ある程度目的は達成されたのではないでしょうか。
一方、二つ目の目的であるロジカル・シンキングを理解するという点については、どうだったでしょうか。模擬評議のプロセスとロジカル・シンキングを繋げることが難しく、例会の時間だけで理解するのは難しかったかもしれません。いかに進めれば分かりやすく伝えられたかについては、今後、委員会内でも検討していきたいと思います。ただ、結論を伝える際には、信用性の高い証拠を付けて、具体的な理由を挙げた方が説得力が高まるということを会員に伝えられていれば嬉しいです。
最後に、会員皆様、そして委員会メンバーのご協力により、無事に8月例会を終えることができましたことを、心から感謝しています。
ありがとうございました!!
総務委員会 委員長 齋藤祐次郎
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