「飲酒運転、しない、させない、青工会」と題して、TAV交通死被害者の会、会員の宇佐美忠利様をお招きして例会を実施しました。
例会セレモニーの後、飲酒体験ゴーグルを使用して全員がキャッチボールをしました。たかがキャッチボールでしたが、なかなか投げ手、受け手、それぞれの感覚が合わず、キャッチボールは成立しなかったようです。飲酒運転の恐さを感じていただけたと思います。オブザーバーの方々にも体験していただけて良かったです。
次に宇佐美忠利様にご講演いただきました。お嫁さんの意見陳述書、お孫さんのお話では涙をこらえ話していただきました。事故の経緯、裁判の行方、道路交通法の改正の話など30分にまとめてお話いただきました。質疑応答では、加害者の保険状況の悪さや飲酒運転による事故比率、TAVの会のことなどの質問に答えていただきました。
その後、委員会ごとに感想や今後の取組などを話し合ってもらい、その決意を塩沢会員の文字入りの色紙に署名押印してもらいました。そして、その決意を代表して渡辺委員長、長田会員、佐野委員長、茂呂会員、塩沢会員に発表していただきました。水地副委員長から自分の経験も交えたお礼の言葉が述べられ、終了しました。
飲酒運転をしない、させないという当たり前の企画でしたが、会員の皆様にここまで真剣に取り組んでいただけて良かったです。また、会社、家族に広げていける良い機会になったと思います。今回、欠席された会員にも内容を伝えて、署名をしていただきます。今後入会される会員にも積極的に周知して、青工会から飲酒運転追放を推進します。
例会翌日、各会員がそれぞれの会社で飲酒運転追放の呼びかけを行った事を、宇佐美様、TAVの会に報告しました。宇佐美様から、山梨青年工業会の素晴らしさ、会員の真剣に取り組む姿勢、前向きさに賞賛いただいたことを報告します。6月24日の山梨日々新聞にこの例会の模様が取り上げられたことで広報活動にもつながりました。
拡大広報委員会 委員長 秋山由里
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